今の時代に逆に『魁!!男塾』押忍!ごっつぁんです先輩 ハラスメントを超越
いろいろなコンプライアンス、ハラスメントに気をつけてと言われる
2025年5月現在ですが
漫画の世界とはいえ
そういうものを超越した世界を描いた印象的な漫画がありました。
それが
宮下あきら先生が週刊少年ジャンプで連載していた
『魁!!男塾』シリーズ。
江田島平八塾長の元、男を磨く塾。
何でもありの縦社会で
教官はもちろん
鬼の二号生(筆頭・赤石剛次)
閻魔の三号生(筆頭・大豪院邪鬼)らがひしめく中
一号生筆頭・剣桃太郎を中心に
何故かみんな中国拳法等の達人だったりして謎の敵勢力と戦ったりしていく物語でした。
気合いと根性と友情で何とかすると。
昭和時代の香りがします。
男塾はアニメや実写映画にもなりました。
そこで思うのが
多くのところで現代の方が正常化、良くなっているとは思うのですが
例えば昭和の時代は今より学校の教員が尊敬されていたり、スポーツの指導者等もそうかもしれませんが
知り合いの年配の元中学教師の方から
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昔はさ~宿泊行事で女子生徒の持ち物に「クマさんパンツ(クマの絵が入った下着?)」と指示したら
保護者から「クマさんパンツ売ってないんですけど、先生どうしたら良いですか?ウサギさんパンツでもいいでしょうか?」と
電話がかかってきたような時代だったよ。
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・・・などと聞いたり、今だったら炎上というか社会的に抹殺されかねない内容かもしれませんが
昔はいろいろ大らかだったのだろうなと。
鉄拳制裁も日常茶飯事で
スポーツ指導者等でも、何でもありの時代を懐かしんで
(やりたい放題できた部分も含めて)「昔は良かったな」等と思う方もいるかもしれません。
上記の例は悪い例ですが
男塾ではないですが
昭和的指導の中にも良いところはあって
日本の大和魂というか
「気合と根性」の育成という点で
今の若者というか日本人は昔より欠けている人がいるのではないかと思う時もあります。
今の時代だからこそ
男塾的な
気合いと根性が再評価されてくるかもしれないと思います。
先輩にしばかれても
「押忍!ごっつぁんです先輩」
という世界なので、それはやはりちょっと違うか・・・
そういえば、昔スクーリングで学校の知り合い、一緒に授業を受けた方に
男塾死天王に「影慶」というキャラがいるのですが
何となく私がエイケイっぽかったらしく、エイケイって呼ぶねと言われたことが印象に残っていたりします。
ただ、
ではどうやったらその
「気合いと根性」って鍛えられるの?
と問われたら
難しいですね・・・
逆境や試練を乗り越える程、鍛えられていくとは思いますが。
理不尽な事に耐えるのではなく
限界まで自分の全力を出し切っていく経験だったり
目標を諦めなかったりする精神が
そうなのかもしれません。
また、ある意味 男塾の生活に耐えられる程
心身ともに屈強な人間だったら
今の時代、どこの会社からも引く手あまたかもしれませんね。