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悟空の父バーダックに見る男の生き様と美学【たった一人の最終決戦】【強さと戦闘力】

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悟空の父バーダックに見る男の生き様と美学【ドラゴンボールZ たった一人の最終決戦】【強さと戦闘力】

ドラゴンボールのテレビスペシャルで印象に残ったエピソードがあります。
それが1990年に放映された
『ドラゴンボールZ たったひとりの最終決戦~フリーザに挑んだZ戦士 孫悟空の父~』
まずタイトルからして格好良いのですが
その魅力について考察していきます。

簡単なストーリーは
悟空の父バーダックがフリーザに反逆し、惑星ベジータごと消されるという身も蓋もない話ではあるのですが
悟空の父バーダックの生き方は、大人になっても魅力的です。

 

バーダックの魅力

○下級戦士ながら、死にかけてから回復すると戦闘力が上がるというサイヤ人特性により
死線を潜り抜け戦闘力は1万近くになっている。
名門出のエリートサイヤ人のナッパの推定戦闘力が4000~6000程(おそらくサイヤ人の中でもかなり上位)

子どもの頃の天才戦士ベジータが推定3000~13000程(成長後地球襲来時18000)
*ベジータ曰く「王の力などガキの頃に超えていた」

ベジータの父、ベジータ王の戦闘力は推定10000~12000前後と考えられるので
控え目に見積もってもサイヤ人でトップ10、おそらくトップ5に入る実力者。
大猿化で10倍を考えると宇宙の精鋭を集めたギニュー特戦隊のギニュー隊長以外には勝てる数値でもあります。

 

○信頼する仲間がいる・・・トーマ、セリパ、トテッポ、パンブーキンという仲間と一緒にフリーザ軍団の一員として惑星地上げを行っていました。

 

○自分の生き方を貫く
バーダックは惑星ベジータの戦士としてベジータ王に、そしてベジータ王を配下にしていたフリーザ様に従っていたわけですが、ドドリアさんたちに仲間を殺され「それはおかしい」ということで反逆します。
たとえたった一人で勝ち目がない戦いだとしても。

結果は・・・
「フリーザ 出てきやがれ 俺は貴様が許せねー!!」と奮戦するも、
「ザーボンさん、上部ハッチを開けなさい」
ということで強大な戦闘力を誇るフリーザに勝てる訳はなく惑星ベジータごとフリーザに消され犬死に。
息子であるカカロット(悟空)が後にフリーザを倒し仇をとったともとれますが、それはバーダックにとって大した問題ではないでしょう。

・元は下級戦士だったのに死線を潜り抜け努力して屈指の戦士になった
・たとえ敵わない相手だとしても、自分の生き方を貫いた。

 

結局、これなんですよね。
世の中、おかしいなと思うことがあっても
学校でも会社でも何でも良いですが
力を持っている人や上司に遠慮したり
自分の保身や今後のために流したり見て見ぬふりをすることも多いです。
自分の本心を殺して我慢することもあるでしょう。
でも
バーダックは
振り切って自分の生き方を貫いた。
客観的にも、バーダックの視点で見ても何も結果は残せなかった
ただの犬死にです。
でも
それでもいいじゃん
自分の生き方を貫いて死ぬなら・・・って。

 

だから、バーダックは特に男性に人気があるのではないかと思います。

普通は思っていてもできないことだから・・・
何が正解というわけではなく
NARUTOのマイト・ダイの台詞
「本当の勝利ってのはな!強い奴に勝つことじゃあない 自分にとって大切なものを守りぬくことだ!」

多少自分の本心と外れても大切なもののために生きることも1つの格好良い生き方だと思います。
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それでも
男の生き様・美学を感じる
悟空の父バーダック。
見てから30年以上経っている訳ですが、印象に残るキャラクターです。

 

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