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【ベルセルク】髑髏の騎士の正体を考察:髑髏の騎士=覇王ガイゼリックではないかも!?

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【ベルセルク】髑髏の騎士の正体を考察 髑髏の騎士=覇王ガイゼリックではない!?

2022年6/7まさかの連載再開復活が決まったベルセルク。
本編に登場する
謎めいた魅力のあるキャラとして「髑髏の騎士」がいます。
ゴッドハンドの中でも天使長ボイドとの因縁が深い存在です。

 

〇髑髏の騎士の能力

最強レベルの使徒である不死のゾッドと互角以上の戦いをし
蝕の異空間を切り裂ける謎の能力。
ゴッドハンドや使徒に1000年仇なすという人物。
ベヘリットを体内で刃へと練り上げ変成し、ゴッドハンドにも通用しそうな「呼び水の剣」という強力な武器を作ってしまう謎の能力も披露しています。
ガッツが魔女フローラから譲り受けた「狂戦士の甲冑」の先代の使用者と言われています。
ラオウの黒王号のような馬に乗っていて、この馬も強そうです。

 

当初、大方の予想として
「髑髏の騎士」=1000年前に大帝国を築いた覇王ガイゼリックでは、と思われていました。
シャルロット姫の歴史語りや、ジュドーとキャスカのドクロの王様のおとぎ話の会話からは、覇王ガイゼリックは一代で大陸全土にわたる大帝国を築いた。しかし人々を悪政で苦しめ贅の限りを尽くし、諫めた賢者を断罪の塔で拷問。賢者の祈りが4人または5人の天使を降臨させ、大帝国を雷と大地震で地上から跡形もなく消し去ってしまった。都は天変地異により地中深くに没した。当時の都は今でもミッドランドの再生の塔の地下奥深くに没したままという伝説。

話の流れからすると賢者=現ゴッドハンドのリーダー的存在である天使長ボイドの確率は非常に高いです。
そしてガイゼリック=髑髏の騎士では?との推測が立ちますが

 

最新41巻の話を見ると狂戦士の甲冑の記憶で
髑髏の騎士はおそらくボイドがゴッドハンドに転生した蝕で狂戦士の甲冑を着ていたが、思い人である桜の姫巫女は殺され、自身も死んだと思われます。
髑髏の騎士曰く、その記憶映像に対してのコメントは
「お前が目にしたもの それは嘗の愚かなる王の終わりにして 果て無き夜を彷徨う亡者の始まりだ」

*桜の姫巫女には贄の烙印があり、蝕の空間にいたということは髑髏の騎士も贄だった可能性は高いと思います。
*ガッツとキャスカがグリフィス→フェムトの蝕を生き残れたのは髑髏の騎士のおかげと、フェムトが髑髏の騎士を攻撃するのを躊躇したためですが(厳密にいうと髑髏の騎士が助けて背負っていたガッツとキャスカを攻撃するのを躊躇したため)髑髏の騎士の蝕の時にはそのような存在はいないと思われます。

 

髑髏の騎士と桜の姫巫女を慕っていたというフローラの犯した禁忌とは
死んだ髑髏の騎士の魂のようなものを現世に復活させ、現在の髑髏の騎士にしたことではないでしょうか(?)
狂戦士の甲冑と髑髏の騎士の甲冑の作者で髑髏の騎士曰く「御蔭で息災だ 友よ」であるドワーフのナーヘルは、髑髏の騎士の甲冑を作り協力した、と。

 

また、髑髏の騎士は妖精島の大魔導士ゲドフリンに対して
「その面持ち覚えがある ヴィドの息子か」
と言っています。
幼い頃のゲドフリンを知っていたようです。
妖精島に縁の深い人物と思われ
パックが言っていた「エルフの気配」にも合致します。

髑髏の騎士がガッツを気にかけるのは
自分と似た境遇で、かつての自分と同じような道を歩んでいるから
(ゴッドハンドや使徒に自分の大切な人を殺され、復讐するために生きていること?)
というゲドフリンの推測もあります。
髑髏の騎士の古き友であるフローラも似たようなことを言っていました。

 

ここで疑問なのは大陸全土を統一したという覇王ガイゼリックですが
そこに妖精島は入っていたのかということです。
入っていたのならガイゼリック=髑髏の騎士=陛下 は成り立ちますが
入っていなかったとすると
ゲドフリンが髑髏の騎士に「陛下」と言っていたことは
髑髏の騎士はかつて妖精島一帯の王であった、ということの方がしっくりきます。

事実、現在の妖精郷の王、花吹雪く王ダナンと桜の姫巫女は瓜二つ
血縁的関係というか繋がりが示唆されています。
妖精郷の王だった髑髏の騎士と、王女だったっ桜の姫巫女
桜の姫巫女に仕える巫女であり、2人を慕っていたフローラ。
辻褄はそれなりに合う気がします。

 

また
覇王ガイゼリックがやった大陸の統一は
現在の受肉したゴッドハンドであるグリフィスがやっていることに近い
(ゴッドハンドが受肉するのも1000年に1度と言われていた気がします)
つまり
覇王ガイゼリックとは受肉したゴッドハンドではないか?
という推測も立ちます。

 

そして髑髏の騎士の記憶、おそらく4回前か5回前の蝕、864年程前の蝕or1080年程前の蝕では
ゴッドハンドは5人いますが、その時に転生したと思われるボイド以外の4人のメンバーは現ゴッドハンドと異なります。
これは一体どういうことなのでしょうか(?)
そもそも、グリフィス=フェムトがゴッドハンドになる前はゴッドハンドは4名でした。
新たなゴッドハンドが誕生する「蝕」は216年に一度と作中で言われています。
ボイドがゴッドハンドに転生し、髑髏の騎士と因縁が生まれたであろう「蝕」はゴッドハンドがボイドを入れて5名。
それからおそらく864年程後or1080年程後のガッツとフェムトの蝕の時にはフェムト入れて5名ですが
ボイド以外のゴッドハンドは全員入れ替わっています。(旧ゴッドハンド4名退場、新加入スラン、コンラッド、ユービック、フェムト)
いろいろと辻褄が合いません。
ゴッドハンドは入れ替え制なのか、旧ゴッドハンドは何故消えた(?)のか。

 

「蝕」では自分の大切な物を生贄として捧げる必要があります。
ガイゼリックに拷問され、4人または5人の天使を降臨させた賢者をボイドとすると
賢者と髑髏の騎士や桜の姫巫女は真の友である必要があります。
ガイゼリックは妖精島にも戦いを仕掛け
ガイゼリックの覇業を助けた賢者だったが、髑髏の騎士の友でもあった賢者ボイドはガイゼリックを諫めるが無視されやがて拷問される。
髑髏の騎士を王とする妖精島一帯の戦力は覇王ガイゼリックの軍勢に応戦。
そんな中、拷問と、激戦で死んでいく人々を嘆いた賢者ボイドの絶望が蝕を起こし(?)
大切なもの全てを捧げ賢者はボイドに転生した(?)
・・・ちょっと無理あるか・・・

・・・ガイゼリックが受肉したゴッドハンドであった場合、ゴッドハンドを生贄として捧げられるのか?という問題も。
一度贄として捧げられたものは、二度は捧げられないという描写は作中にありましたが。
そもそも捧げられたとしてガイゼリックも蝕で死んだのかどうか?
そのあたり、髑髏の騎士が元・妖精島の王というのは可能性としては高くないかもしれませんが
最新41巻を読んで、今まで程、髑髏の騎士=ガイゼリックは鉄版ではないかな?と感じました。

 

他の可能性として
髑髏の騎士=受肉したゴッドハンド=覇王ガイゼリック=ボイドに捧げられて死ぬ=フローラの禁忌によって髑髏の騎士として復活
という説もありますが
1000年ゴッドハンドに仇なす元ゴッドハンドというのは
いまいちしっくりきません。

 

はたまた
やはり髑髏の騎士=覇王ガイゼリックで
ただし受肉したゴッドハンドではなく人。
妖精や賢者ボイドと共に覇業を成し遂げたが、何らかの理由で賢者と仲違いをして捧げられてしまう、というパターンも考えられます。
髑髏の騎士もガッツと同じく、ボイド(グリフィス)のことを恨んでいるけど、ボイドへの感情は恨みだけではない気がします。
グリフィスとガッツの関係でいうと、グリフィス(ガイゼリック)がガッツ(ボイド)に捧げられたという逆パターンで。

 

ベルセルク世界にはゴッドハンドや深淵の神の他にも
シールケが魔術で力を借りる四方の王・守護天使という存在があります。
空を司る東の王、海を司る西の王、火を司る南の王、陸を司る北の王
ガイゼリックの大帝国を地中に封印したのは
もしかしたらこの四方の王の力の可能性もあります。

 

まだまだ謎が残るベルセルク

再開して、どう解き明かされていくのか、謎のままなのか、楽しみですね。

ベルセルクのあらすじ紹介はこちらへ↓
ベルセルク連載再開復活へ!ガッツとグリフィスはどう決着していくのか!?【あらすじ紹介】 | kyouの今日どう〜ブログ (kyoudoublog.com)

 

 

 

 

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