【増長】人は何故調子に乗ってしまうのか自戒自省を【賢者は自省することができる】
人間
誰しも調子に乗ってしまうことがあります。
波に乗る、調子に乗るというのは悪い面だけでなく
良い面もあります。
心身が調子が良くて調子良いというのは良い事です。
ですが、増長した態度をとったり
勘違い、尊大、横柄etc
そういう態度をとってしまうのは
周りに悪影響を及ぼしますし
人としてどうなんだろう、ということになると思います。
よく大して能力はなさそうなのに地位だけはある人に限って
「何勘違いした言動をしてるんだこの人は?」
と思うことがあります。
また、よく聞く話として
引退したかつて権力のある地位にあった高齢者程、プライドが高いのか
勘違いした言動で孤独になる~というような話もあります。
現実問題、地位が高い程、増長しやすいと思います。
正直、そういうのの何が良いのかよくわかりませんが
みんな自分に対してペコペコしていたら(本心はどうあれ表面上は)調子に乗る(それが嬉しい)というのは
ほぼ100%の人がそれにあてはまるというデータも見たことがあります。
そういうのが好きではない私でも
そりゃ
嫌な感じで接してくるより、ペコペコしてくれるならそちらの方がずっと良いです。
でも、傍から見たらそういうのって(権力や地位に胡坐をかいて増長すること)
格好良くない通り越して格好悪いと思います。
なんていうかアスリートでも誰でも
そういうところがある人は真に尊敬できない気がします。
例えば個人的に好きな芸能人の方としてウッチャンナンチャンの内村光良さんがいますが、内村さんは
そういうことしない人なんじゃないかなぁという人柄を感じます。
ですが、力を持って調子にのってしまうというのは、多かれ少なかれ誰もが持っている心理でもあるのだと思います。
マンガ『ダイの大冒険』で大魔王バーンの台詞
「己の強さに酔う・・・!どんな美酒を飲んでも味わえない極上の気分だぞ」
は真理だと思いますし
牙を研ぐ理由 己の強さに酔う・・・!どんな美酒を飲んでも味わえない極上の気分だぞ | kyouの今日どう〜ブログ (kyoudoublog.com)
『NARUTO』の うちはイタチの
「力を持てば孤立するし傲慢にもなってくる 最初は望まれ求められていたとしてもだ」
という台詞も何となく味があります。
ふと思うのは会社組織でいうなら
社長は社長の、部長は部長の、平社員は平社員の
それぞれの仕事に集中すれば良いし、仕事や人間としての優劣というよりは役割の違いがあるだけなのに
地位がある人はそれ以上に「地位による権力」をふりかざして他者に迷惑をかける人が多いのだろうなということです。
それを自分で気付く、あるいは諫める人がいないと、増長して勘違いしていく一方なので試合終了です。
体育会系の部活等でも
1年は奴隷、2~3年は平民、4年は神様のような異常な上下関係があるものもありますが
それってどうなの?と。
もちろん今まで自分たちが下の学年の時に耐えてきて、やっと上に上がったのになんで俺達はワガママできないんだー!
という気持ちもわかりますが、悪しき伝統は自分たちの代で変えていくという意識も時に必要な気がします。
愚か者と賢者の差がどこで生まれるかといったら
愚か者は自省することができないから同じ失敗を繰り返す。
成長できる人は、自省して改善して過ちを振り返り次は同じ失敗をしないように考えることできる。
そこが大きな違いな気もします。
例えいつかどこかで力を持ったとしても
増長して周りに迷惑をかける存在になってしまうことのないように自戒自省していきたいですね。
自分の心地良さだけを求めてイエスマンばかりで固めるのは要注意です。