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河原の石を磨いてみた方法と感想【玉磨かざれば光なし】

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河原の石を磨いてみた方法と感想【玉磨かざれば光なし】

このところ宝石や石への興味が高まっていて
子どもと石拾いに行き
河原の石を磨いてみました。
その方法と感想を記していきます。
リューター(ルーター)という機械を使う方法もあるようですが
まずは安全かつ王道の耐水ヤスリを使った方法でやっていきます。
たまに新たに磨いた場合は、更新していく予定です。

 

耐水ヤスリペーパーでの石磨き

石は子どもと河原で拾ってきた、既にかなり丸くなっている白にくすんだ深緑の斑点があるような石。(画像右の石です)
横4.5cm縦3.5cm厚み2cm程と磨きやすい形状です。

 

磨くために用意したものは
・直径20~30cmのアルミメッキ皿
・耐水ヤスリ320番、800番、1200番、2000番

(ホームセンターで1枚100円程、小さめのセットはダイソーで110円)
・平型ダイヤモンドヤスリ

石が角ばっている場合は、ダイヤモンドヤスリで削ってからヤスリで磨いていく感じな気がしますが
今回は既に角がなく丸っこいので、耐水ヤスリからいきます。

 

薄く水を張ったお皿に、まずは320番の耐水ヤスリを入れて(ヤスリの番手は番号が小さい程目が粗く、320番は中目よりの細目です)
20分程磨きます。
今回は、ヤスリを手でおさえつつ、石をヤスリにごしごしするという磨き方でいきました。

ヤスリの説明書には直線的にと書いてありますが
『「の」の字』を書くように磨くといいという説もあったような(?)どうなのでしょうね。

320番で20分程磨いた後、艶や光沢が出てきた気がします。

ヤスリの番手を変えるごとに水も変えて

800番でも15分程磨き

1200番、2000番でも同様15分~20分程磨き

完成!

ブラックライトで照らすと、中がやや蛍光オレンジに光っています。何の種類かのヒントになる(?)ちょっと綺麗☆もっと磨くと良いかも(?)

・・・河原の石ころが、すべすべして少し光沢のある石ころになっただけで
劇的な変化!という訳ではないですが、こうやって磨いていくんだなぁ光沢が出てくるんだなということを感じたり
やっていて結構楽しかったです。

なんてことない岩でも割ってみたり、めちゃくちゃ磨いたら綺麗な色が!
ということも稀にあるでしょうし、ロマンはある気がします。

 

○今回やってみて振り返りは
・耐水ヤスリは今回320番からやりましたが、最初はもっと目が粗い100番台で粗削りした方が良かったかもしれません。
・同じく、完全につるつるにしきれなかったのは、細かな凹凸があったから。全ての面をつるつるにするには、最初に凹凸がないように削らないとダメなようです。番手が小さいヤスリ(目が粗い)の時にざらざらなら、そのざらざらがとれることはありません。
・ヤスリの番手は倍にしていくと良いと言われています。例200番→400番→800番→1600番

 

また、新たに磨いたりしたら更新していく予定です。
たしかヤスリのモース硬度は7.5・・・ということはモース硬度7の水晶までは磨けるのかなぁ、とか
モース硬度的に柔らかめの方が削りやすいのだろうな
この磨いた石はなんていう種類の石なんだろう?どこからきのだろう?とか
宝石の原石を磨いたらもっと楽しいかも?とか
いろいろ今後も試してみたら更新していく予定です。

あまり関係ないですが、今回使った320番前後のヤスリは、鍋の底の汚れをとるのにも使えて
気になっていた茶色い汚れがとれてピカピカになりました。

ちなみに今回磨いた石は調べてみると「花崗岩」の可能性が高そうです。

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第2弾 同じ方法で磨きました

今回も、前回と同じ方法で磨いてみました。

180番表示のダイヤモンドヤスリで20分程削ってから、
320番→800番→1200番
(今回は手抜きで各番号それぞれ10分程)

磨く前

磨いた後

前回同様、すべすべで艶のある石になりました。

今回やってみて振り返りとしては
・ダイヤモンドヤスリで微細な傷は削りとることができるが、元の形から変形させる程に削るのは難しそうです。
少しの傷や段差でも、なくなるまで削るのは相当に時間がかかりそう。
この方法で全ての面を凸凹なくつるつるにするのは、最初から薄い傷しかないもの以外は難しそうで
変形させるほどに、となると違う方法を考えた方が良さそうです。

しかし自分で少し磨いてみて改めて
市販品の磨きは神レベルですね!
↓ラピスラズリ丸玉 ツヤッつやです

 

 

 

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