SBI証券でNISA口座を開設
その方法やかかった時間など
いまさらながら
NISA口座をSBI証券で開設したので
その流れなどをまとめます。
NISAとは
少額投資非課税制度
2014年からはじまり2023年までは制度継続が決まっている。
現在は年間120万円を限度に配当金や譲渡益が非課税となる。
(普通は利益に約20%の税金がかかる)
年間120万円ずつ投資するとすると
5年間で最大120万円×5=600万円分非課税となる。
SBI証券でNISA口座開設の方法&流れ
1.SBIにNISA口座開設の申し込みをする。
すると2~3日で自宅に書類が届く。
(私は既にSBI証券の証券口座を開設していましたが、NISA口座だけ開設することも可能だと思います)
2.届いた書類に、マイナンバーカードの写しなど、必要な情報をそえて返送する。
すると2~3日でSBIで手続中と表示される
*NISA口座を開設できるのは1つだけなので、他の証券会社等で開設していると多重開設することはできない。
*NISAの非課税の恩恵を受けるには配当金の受け取り形式を「株式比例分配方式」(証券会社の口座に配当金が入金される方式)にしておく必要がある。その設定は各証券会社のマイメニューなどで変更できる。
3.SBI証券から税務署へNISA口座開設を申請してくれ、概ね1週間程で手続きが完了する。
1~3で全部で3日+3日+7日と、
動き出してから2週間程で開設手続きは完了すると思います。
あとは、NISA口座で投資する商品を選ぶのみ。
今回はSBI証券の例ですが、他の証券会社などでも、同じ流れになるのではないかと思います。
5年間で600万円 配当5%の株式等に投資したとすると
600万円×0.05=30万円×0.8=24万円
30万円ー24万円=6万円
配当金ベースで考えると
NISA口座開設で最大6万円、毎年税金がお得になる計算ですね。
開設して、損はないのではないかと思います。
*ただし、政府の方針としては今後は積み立てNISAの方をメインにしていくという声が強いようです。(2018年現在)現行のNISAは2023年度で終了になるのかも(?)
2019年12月、金融庁が発表した「新NISA制度」についてはこちらへ
(新NISAは2024年~2028年の予定)
2023年NISA終了と2024年から新型NISA開始について
2023 9月追記
2023年に現行NISAが終了して
2024年から新型NISAが開始予定です。
新型NISAについては下記参照として↓
投資運用7 新ニーサ(NISA)制度の概要と対策 2024年から開始予定 | kyouの今日どう〜ブログ (kyoudoublog.com)
一般ニーサの非課税期間は5年間ということで過去を遡ると
2018年投資分→2022年終了
2019年投資分→2023年終了
2020年投資分→2024年終了
2021年投資分→2025年終了
2022年投資分→2026年終了
2023年投資分→2027年終了
・・・となります。
今までは5年間を過ぎてそのままにしておきたい場合はロールオーバーという仕組みがありました。
*現行ニーサ投資分は順次終了となるが、新型ニーサとは別枠で期限まで効力はあります
つまり、2019年投資分は利益が出ているならば今年2023年中に売却して
新型ニーサ用の資金にあてるのが良さそうです。
2023 11/1追記
SBI証券のカスタマーの方に細かい気になる点を確認したところ
・例として2019年にNISAで買ったものは2023年12月末で終了
そのままにしておくと自動的に特定口座に移管される。
ただし、移管される時の基準価格は2019年の買値ではなく2023年末の時価で移管される。
例:2019年に2000円500株買ったとして、2023年に1株3000円になっていたとしたら
買値3000円500株保有という形で特定口座に移管される。
・配当金について
2019年にNISA枠で買った株式等の配当金は、NISA適用中の2023年中に配当金が入金される分については非課税だが、配当金の入金が2024年にまたがる部分については配当金に課税される。
例:2019年取得の株式等で配当権利を得る月が5月11月だとすると
一般的には権利月の3カ月程後に配当金は入金されるので2023年8月頃、2024年2月頃に配当金が入金される。
2023年8月頃の配当金については非課税、2024年2月頃の配当金には約20%課税される。
*カスタマーの方が間違っている可能性も少しはあるので、気になった方は自分でご確認お願いします。