筋トレを考える26 トレーニングの適量 限界突破か毎日できる量か

筋トレやスポーツ等、競技のトレーニングをするとして
徐々に強度を高めていけば
ウエイトトレーニング等では数値で成果がわかりやすいですが
トレーニングを継続していくと
最初はベンチプレス40kg上げるのがやっとだったのが
徐々に筋力をつけて100kg上げることができるようになるという感じで成長していくと思います。

もちろん
停滞する期間等もあるかもしれませんし
成長速度も人それぞれでしょうし
誰もがどんどん重たいものを上げらるようになるかといったらそうでもなく
例えばベンチプレスだと、フリーで120kg以上上げるとなると
トレーニングを継続したとて、誰もが到達できる重さではないと思います。
そして、競技にもよると思いますが
トレーニング理論として
「毎日継続できる量」(翌日にあまり疲れが残らない量)
をやった方が良いのか
「限界突破が良いのか」(翌日以降に疲れが残る可能性が高い=翌日以降はしばらく高強度のトレーニングはできない)
が良いのか、難しい命題です。
例えば、高強度のトレーニングをするキックボクシングK-1MAXで世界王者を獲った
魔裟斗選手は
20代前半までならともかく、20代後半からは体の回復力も以前より落ちてくるので
翌日に疲れを残さないトレーニングをして
毎日しっかりトレーニングした方が良い、ということを話されていました。
1週間で考えると、疲れを残さないトレーニングの上限が80点だとして
月曜日80点 火曜日80点 水曜日80点 木曜日80点 金曜日80点 土曜日80点 日曜日 休息
合計480点
限界突破のトレーニングを考えると
月曜日80点 火曜日80点 水曜日120点(限界突破トレーニング日) 木曜日20点 金曜日50点 土曜日60点 日曜日 休息
合計410点
こんなイメージでしょうか。
3日トレーニング1日休み3日トレーニング1日休みのループも良いような気がします。
競技等にもよると思いますが
個人的には、基本的には毎日できるトレーニングを続けて
たまに試合等があるなら試合の2カ月前とか1カ月前に限界突破トレーニングを何回かしておくと
試合等があるならイメージ練習になって良いのかな、と思いますが
難しい命題ですね。










