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徒然6 実家の大幅リフォームという人生最大の買い物の記録【スケルトンフルリフォーム】

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実家の大幅リフォーム・リノベーションという人生最大の買い物の記録【スケルトンフルリフォーム】

 

 

ステップ1:お願いする業者を決める

 

昨年2017年頃から、老朽化した実家を大幅改造して
親と私達夫婦(+子ども)が後30年は住める場所に
ということで話を進めていました。
まず、ハウスメーカーや建築事務所、建築士の方などから話や図面案、見積もりを聞き
へーベルハウス、住友不動産新築そっくりさん、トヨタホーム、一条工務店、プレイスホーム、ジューテックホーム、建築事務所など
7~8か所から見積もりをとりました。
方法も
全て壊してから建て直すか
既存のものを残して、大幅改修するか(コンクリ部分があるため、間取りは制限される)の選択では親の意向で既存のものを基にする方向に決まり(スケルトンフルリフォーム)
夏頃にはお願いする業者も個人建築士の方に決めました。(ジューテックホームの提案も魅力的でしたが)
*完全別居で1Fが親、2Fが私達夫婦という図面案。
*のんびり業者選びをしていたので通算半年以上業者選び期間がありました

 

費用については、業者によってかなり違ってきましたが、最終的には費用とフィーリングが合うかつ魅力的な図面案を出してくれた方と契約という形になりました。
建築士の方への報酬は予定総工費の13%
相場が10~15%程で、施工管理までなので適正値ではと思います。

 

ステップ2:打ち合わせをする&工務店を決める

 

2017年9月~2018年2月の間に2~3週間に1回と相当数(12~20回程?)設計や間取りに関する打ち合わせをして、工務店も建築士の方が以前組んでやったことがある工務店の中から、2~3見積もりを出して頂いた中から決めました。
工務店ごとに見積もり額もそれなりに違ってきたのですが、正直見積もりを見ても素人には果たして適正な価格なのかはいまいち判別がつきません。建築士の方の紹介なので変なところはないのではと思いますが、こちらも直接会ってフィーリングの合ったところでお願いしました。

 

ステップ3:工事開始~引き渡し

 

2018年3月から着工、2018年9月末に完成という運びになりました。
その間も工事の進捗を見たり聞いたり、うちの家族・建築士・工務店で3回以上打ち合わせをしました。
工事が当初の予定より1か月遅れたこともあり、最後の方は工務店も人数をかけてスパートをかけてくれていたようでした。

 

振り返り

 

振り返り良かったと思う点は
・当たり前かつ非常に大事な点ですが、建築士の方が信頼できる方であること

・お願いする工務店が信頼できること。小規模ながら老舗の工務店にお願いしました。現場監督の方もまめで穏やかな良い方で、工事の進捗もよくわかり、週末見学なども快くさせてくれた。

・いろいろな部分で、素人には到底わからないことが多いのですが、建築士の方がプロの目で施工管理をしてくれたこと。建築士の方がかなりズバズバ「ここ違うから直してね」と現場監督にダメ出しをしていました。

 

悪かったと思う点はありません。
予算と工事期間が少々オーバーしたことでしょうか。
個人建築士の方に頼む最大のメリットは、自分の設計に基づいてきっちり施工管理して頂ける点だなと思いました。
ハウスメーカー系だと、本当に細かいところまでプロの目で見てくれるのかな?という疑問があります。専門知識がない以上どちらにしてもお任せするしかないのですが。

 

実際に使ってみて、これからいろいろと思うところはあるかもしれませんが
夏場、太陽で灼熱地獄になっていた2Fの断熱が相当マシになっているだろうことを含めて良かったなと。そして設計過程や工事を見ていて、改めて家を作るのはいろいろな業者や人の力が必要で、大変なことだなと感じました。特に今年の猛暑の中、空調もない場所での作業には頭がさがりました。

 

せっかくなので、こだわり部分として
2Fの屋根を高くしてロフトを作ったこと(屋根を高くするので+150万円程)
床材を無垢材でこだわったこと(当初見積もりより+50万円程)
トレーニング用に鉄棒を作ってもらったこと(鉄棒本体は2万3500円。工事費は不明)
ロフト部分に綱登りスペースを設けたこと(資材自前用意で、工賃は現場監督の方がやってくれておまけだったため資材費2万3000円程)

 

予算の関係で削った部分も多いにありますが
満足する家になったと思います。
できてしまえば、もう会うこともあまりないと思いますが(工務店の方は今後補修を頼むとしたら第一候補で長い付き合いになると思いますが)
家作りをお願いすることについて
建築士の方と工務店の方への信頼というのも非常に大事な要素だなと感じました。

 

2020.8月の追記:改めて良かったと思うところ

2年が経ちましたが、夏の断熱も以前よりはずっと良くなって(それでも暑いですが)不満なところはありません。基本、私は寝室かリビングにいることが多いのですが、改めて良かったと思うところを記しておきます。

・できるだけ引き戸にしてもらったこと
以前、部屋にあった大きな本棚が観音開きで、その前に物があると開けられないという経験から、引き戸が最強だと思いました。実際引き戸は良いです。

・洗濯機の位置が寝室からある程度離れていること
ドラム式洗濯機を買って、音が結構するので洗濯機が寝室から離れていたのは良かったです。音に関しては慣れてしまえば気にならないかもしれませんが。

・ある程度の大きさの冷蔵庫が入ったこと
奥さんと2人の頃は120Lとかの小さい冷蔵庫を使っていましたが、家族が増えたことでさすがに小さいということで、300L程の冷蔵庫を買いました。意外な盲点?でしたが、2Fということで階段等の関係で搬入の幅などがギリギリで(ドラム式洗濯機の時も)、入ったから良かったのですが、冷蔵庫が大きくなったことで快適になりました。(ある程度の大きさの冷蔵庫等を搬入できる通路スペースは重要だと思いました)

・いらない物を捨てられたこと
結構、物をとっておく習性がある方なのですが、引っ越しを機に強制的に断捨離ができました。今も、例えば服を買ったら、そのぶんできるだけ使っていない服を捨てたりするようにしています。

 

2022年5月追記

・当時は当時なりに施工などについて調べましたが、本当に建築士さんも大工さんも凄いなと思います。最近DIY的な興味で自分で小さな棚を作ったりしてみましたが、レベルが違い過ぎる。そして、ユーチューブなどで施工の失敗例のような動画を見ても、かなり工務店の実力というか運に左右されるところはあり(結局、細かいところの良しあしなどは素人には判断のつかない部分も多いです)設計建築士の方にも、工務店の方にも感謝です。そして凄い!建築士や大工さんは尊敬できる仕事だと感じます。
他にもかなりいろんな方の手で作り上げられていた記憶があり、家を作るって凄いことだなぁと改めて思います。

 

 

 

 

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