投資運用・配当金生活への道

投資運用3 マレーシア株への投資を考える 高利回りのおすすめ株式銘柄 日本人と親和性の高いアジア有望国

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投資運用3
マレーシア株式への投資

投資リスクの分散という意味で
マレーシア株への投資を考えています。

マレーシアに投資する理由

実は2011年頃から、本などを読んだ情報から
マレーシアの不動産投資に強い興味を持っていました。
その頃は資金力も行動力もなく結局
キャメロンハイランド(マレーシアの高地で引退した日本人が移住したり、多く居住している場所)の不動産買えたら上がるかなーなんておぼろげに考えるくらいでした。
不動産投資となると資金的にも厳しいですし、おいしい時期は過ぎている気もするので誰でもできる株式投資を考えています。
一度も行ったことがないマレーシアに投資する理由ですが

 

・日本だけに投資するリスクの分散
・日本人と親和性が高い国である、時差も1時間程(移住したい国ランキングでも常にトップレベル)
・産業、年齢構成、人口、立地、いろんな観点で今後も安定した成長が期待できそうである
・株式への投資が容易(日本からでもSBI証券や楽天証券で買うことができる)更に2019現在で二重課税の心配はない
*マレーシア株は配当に課税されない(日本の20.315%税率分は当然課税されますが)

・配当が高いかつ今後も安定的に成長が期待できる魅力的な会社(投資先)がありそうである
・治安が良さそうなイメージがある
・個人的になんとなくマレーシアという国に好感をもっている
・奥さんが小さい頃、父親の仕事の関係でマレーシアにいたそうで、一応縁がある

こんなところです。

リスク

・マレーシアの経済構造として中国経済の浮き沈みの影響を強く受ける(これは日本もですが)

・手数料が日本株より高い。成約金額の1.08%。

・為替リスク
2019 5/1現在約26.918円=1リンギット
例として
25円=1リンギットの場合と(円高)
30円=1リンギットの場合で(円安)
100万円分リンギット資産を持っていたと仮定すると
25円=40000リンギット
30円=33333リンギット
リンギットで資産を持っていた場合、円に両替すると
買った時より円高の場合は損
円安の場合はお得。
*リンギットはこの10年、1リンギット=25円~35円の間で推移している

・正直、現地に住んでいるわけでもないしコネもないので、生の情報や信頼できる情報を得る機会が圧倒的に少ない。会社の決算情報も英語で読み込むの大変そう。それでも他の新興国に比べると日本で人気のあるマレーシアは情報が多くある部類だと思われますが。

投資銘柄選定

日本国内からマレーシア株を買うことができるのは
SBI証券と楽天証券です。他にもあるかもしれませんが。

SBI証券に口座を開設しているので
とりあえず
SBI証券から買うことのできる、おそらくそれなりに信用のある
大手であろう40社程をバーっと見て
配当・安定性・成長性・PER・PBR
などを考慮すると(基本は5年~10年以上の長期保有、配当で利益の投資方針)
この3つの会社でした。

1.エアアジアグループ・・・マレーシア中心にアジア大手の格安航空会社
2.マラヤンバンキング(メイバンク)・・・マレーシアを代表する商業銀行
3.YTLパワー インターナショナル・・・マレーシアの発電関係の会社

近いうち、おそらく3か月以内に
この3つの会社のいくつかに
投資用資金の一部を入れようかと思案中です。
ただし
長期保有方針でも「入る(買う)タイミング」というのは非常に重要になってくると思いますので、思案のしどころかもしれません。

実際に買ったり、配当が出たりしたら
その情報をのせていこうと考えています。
外国株式というと敷居が高く感じますが
基本は少し買う時の手数料が高くなるだけで、要領は日本株と同じと考えて良いと思います。

実際に買う方法

SBI証券に口座を開設して外国株取引を申し込むだけです(口座開設してあればすぐ取引OK)

2019 5/2(木)現在で日本は連休中ですが
マレーシアの市場は開いているため、開いている間はいつでも買うことができます。
マレーシアの株式市場の時間は
日本時間で10:00~13:00 15:30~17:45のようです。

SBI証券のカスタマーの方に聞いたところ
・約定代金の1.08%が手数料としてかかる(買う時も売る時もかかる)
・配当はリンギットで支給される。リンギットを円にするには両替手数料1リンギットあたり0.43プラスされて両替される。
・配当が出る時期は、日本のようにきっちり決まってはいないようです
・円で買う場合、為替レートは注文約定翌日の午前10:00のレートが適用される
・円→リンギットの両替は1リンギットあたり+0.43
1リンギット=27円で計算すると、これは約1.6%に相当する

例:9.3リンギットの株を5000株買うとする。1リンギット=27円とすると
実際にかかる金額は
9.3×(27+0.43)×5000=127万5495円
127万5495×0.0108(手数料)=13775円
計127万5495+13775=128万9270円 かかる計算となる。
手数料と両替手数料が仮に0の場合は9.3×5000=125万5500
つまり
買う手数料で1.08%、円→リンギットの両替手数料で約1.6%
ザックリ計2.68%近く余計にかかることになります。
それなりのパーセンテージですね。
*SBI証券のマレーシア株式は基本は15分ディレイ

短期売買には全く向かなそうですね。
将来リンギットが円に対して上がると読めば、そのぶん儲かる
下がると読むなら今買うメリットはあまりないわけです。

外国株の場合、個別銘柄の値動き+為替の値動きも大事ということですね。

 

さて
以上の前提がわかった上で
これでもメリットがあると思うなら
後は買いたい時に買うだけですね。

 


 

2019 10/22追記
2019.5月にマラヤンバンキングとエアアジアグループを買いました。
買値はマラヤンバンキングが9.25R、エアアジアグループが2.63Rくらい。
2019.10/22現在で
マラヤンバンキングが8.48R、エアアジアグループが1.87R
既にもらった配当分を差し引いても
買値から-20~30万円程の状況です。
エアアジアグループは何故か相当な下げがありました。
5年10年スパンでの保有を考えているので悲観はしていませんが
ある意味、今は仕込み時としては悪くない時期かもしれません。(少なくとも私が買った2019.5月時点よりは)

日本株のように、配当が出る時期なども決まっていないようなので
例によって、たまに更新して追記していきたいと思います。
1Rのレートは2019.5月で26.5円前後・2019.10月で26円前後と、大きな変動はありません。

2019.11/18追記
配当についてSBI証券の報告書を見たところ
マラヤンバンキングが
現地基準日9/19 国内支払い日10/4 配当0.25R
現地基準日5/8 国内支払い日6/13 配当0.32R
エアアジアグループが
現地基準日7/31 国内支払い日9/3 配当0.9R
とありました。
エアアジアグループの株価が異常に下がったと思ったのは
何か事件があったわけでなく
100円の株価で33円の配当を出すような、異常な配当を出したからでした。
・・・なんでこんな異常な配当を出したのでしょうね(?)
元から高配当をする銘柄ではありますが、いくらなんでも株価の30%近く出すなんて異常です。
国内株式の場合、配当確定から実際の配当が入金されるまでは3か月程が多いですが
マレーシア株の場合は、上記のように基準日から1か月後あたりになるようです。

*SBI証券の場合
国内株式の受渡日は約定日から2営業日後
11/18(月)の約定分は11/20(水)に決済されます。
外国株式は国によって違いますが
マレーシア株の場合
例えば11/18(月)の約定分の国内約定日は翌営業日の11/19(火)になり
受渡日は国内約定日の3営業日後、11/22(金)になる計算です。
また
例えば50万円分の外貨(マレーシアだとリンギット)を
円に両替したとして、その両替手数料は各自の負担となります。(控除されるわけではない)

 

2022.3月追記
2022.1月頃?にエアアジアグループの名称がCAPITALAに変わりました。そしてキャピタルAは売却しました。
エアアジアグループことキャピタルAは新型コロナの大打撃でかなりマイナスになりましたが
マラヤンバンキングも合わせて総合的には、最近の円安もあり買った当時2019.5月の時点より少し儲かっている状態です。

 

 

 

 

 

 

 

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