有名人の窮屈さ【自由をとるか名声や利益をとるか】本音を言いにくい枷 触らぬ神に祟りなし【同調圧力】

昔、ある有名な方が
「人間関係や利害関係があると、率直な感想が言いにくくなるんだよね」
ということを話していて、腑に落ちた記憶があります。
人間関係や利害関係でノーポジションの人が
何かの事象について公平に発言することができて
人間関係があればある程、公には
知り合いに忖度した発言をしてしまう可能性が高いので。
また最近、特に日本では
有名人の方は「本音の発言をしにくいだろうな」ということを感じます。

本音を言えば「余計な敵を作るだけ」で何のメリットもないことが予想されるからです。
炎上商法というのもありますが
長い目で見たら、本音を言って多くの敵を作るくらいなら
その話題には触れない方がお得です。
政治的発言然り、
世論と反する感想考え等然り・・・
ここぞとばかりに、否定や攻撃してくる人が沸いてくるのが容易に想像できます。
有名人やインフルエンサー等、人気商売的なところもあり
多くの人から注目され、そのことで名声や利益を生み出す代償として
公の場では本音を言いにくい・・・
有名税という言葉もありますが、難しいところだと思います。
そう考えると、面倒臭いのが好きでなかったり
承認欲求や名声にそれ程興味がない人であれば
有名人になるメリットというのはないのかもしれないな・・・とも思います。
例えば専制君主制の国の国王だったら
絶大な権力を持っていて、傍から見たら自由に振る舞っているように見えても
その実、玉座という立場や責任に縛られているのかもしれないと思うと
人生様々だと。
そして
海外の事情はよくわかりませんが
日本人はやはり数の圧力 同調圧力というのがかなりある国民性だなと思います。











