面接に来させるというのは改めて考えると相当凄いと思う
アルバイトの面接
就職活動の面接
私たちは、何か仕事をしようと考えた時
「面接」という方法で判断することが殆どです。
そして応募者側から見ると
書類選考~1次面接~2次面接~多い所は3~4次の面接を経て、採用となります。
しかし
改めて考えてみると
この面接の流れはかなりの上から目線だなと思います。
需要と供給の問題でもあるのですが。
わざわざ、時間と交通費をかけて
応募者側が企業に何回も出向き、合格となるかは相手次第。
企業側の担当者が、応募者の指定場所に来てくれるという話はほぼ聞きません。
企業側は「選ぶ立場」
応募側は「選ばれる立場」
になり、完全に企業側が手綱を握っているので当たり前の話なのですが。
「採用」されるまで
全てを相手に握られるこのシステムが好きな応募者はあまりいないでしょう。
もちろん、企業側も採用するために相当な費用コストを使っているところも多く、応募者としても数多の企業の中から選ぶことができ、一概に不公平というわけではありません。
ですが、就職氷河期には多くの人が「お祈り」をもらい、良い気持ちはしなかったと思います。
もっと簡単に「転職」することができるならば、ブラックな職場や自分とマッチングしていない職場から とらば~ゆ する人も増えると思いますが、完全に企業側の都合に左右される「面接」の面倒くささというのは、人材の流動化が滞る一因なのではないかと思います。
一次面接はともかく、二次面接以降は応募者側の自宅で面接できるなどの裁量があるくらいになったら、面倒くさい「転職」をしようと考える人も少しは増えるのでは!?と思います。もし転職するのであれば、それくらい欲しがられる人材になりたいところですよね。『三国志』で劉備玄徳が諸葛亮孔明を三顧の礼で迎えたように。
本当、就職活動や転職活動って物理的にも精神的にも手間がかかるので。