遠征観察の記録2019年~
2022年
9月下旬の観察 関東地方 天気:晴れ 推定気温18~23度程 標高1000~1300m程
今回は、新規開拓ということで公共交通で行ける場所へ。
だいぶ秋めいてきました。
雰囲気はまずまずで、柳もたまに生えていましたが、ちょっと乾燥しているかな?という感じでした。
クワガタ類の木の噛み跡も探しましたが見つからず。近くで発見例はあるので、いてもおかしくはないのですが。
実際行ってみないとわからないですが、たとえ何も見つからなくても探索は結構楽しいものです。
当然見つけられた方が楽しくはありますが☆
この記事を書いている時点で2022.10/15なのですが、行ってみたい場所はまだまだあるので
来年もちょこちょこ時間を見つけて、熊や危険に気をつけながら、たまに遠征していきたいと考えています。
本当は10月初旬にも行きたかったのですが、いろいろ予定が重なり行けませんでした。
気候にもよりますがヒメオオは10月中旬頃まではルッキングで観察できるようです。
活動気温としては10度あたりがボーダーでしょうか。稀に11月の観察例もありますが、レアですね。
秋の探索は気候的にも気持ち良いので、来年に期待です!
ヒメオオの成虫は活動後も野外越冬すると言われていますが、どこで越冬しているのでしょうね?洞や木根本の落ち葉の下などでしょうか。
9月上旬の観察 関東地方 天気:晴れ 推定気温22~26℃前後? 標高1000m前後
発見数:ヒメオオクワガタ1ペア、アカアシクワガタ10匹前後
今年もヒメオオクワガタ、アカアシクワガタを観察することができました。
9月に入って、7~8月と比べるとだいぶ過ごしやすくなってきて、気持ち良く観察することができました。
8月下旬 高尾山18:00~21:00頃の観察 天気:くもり 推定気温25~7度前後?
発見数:コクワガタ♂2匹、ノコギリクワガタ♀1匹、カブトムシ♂1匹
2回目の高尾山ナイトハイク。
薬王院がライトアップされる8/17~8/31の期間中ということで、夜でも親子連れも多く、人が多かったです。
良い感じに樹液が出ている木はありましたが、あんまり甲虫の姿はなく。
見つけたクワガタは樹液木にコクワとカブトムシ、道に落ちていたコクワ、灯りの近くにいたノコギリ♀。
7月より全体的に甲虫の数は減った感じがしました。
本命はアカアシクワガタを観察できたらと思っていますが、レアなようで
(前回ネブトクワガタを観察できたのはかなりラッキーでした)
そうそう見つけることはできなさそうです。
今回
帰り道をケーブルカーを使わず多分1号路で帰りましたが
30分程でケーブルカー駅に着くとはいえ、暗闇が続くのでオススメできません!
高尾山のクワガタ最盛期は7月中なのかもしれませんね。
ナナフシもいました。
7月
今回は遠征ではなく、ヒメオオクワガタについて少し思ったことを。
個人的にはかなりレアなクワガタな印象で(でもなかなかいない・・・それが良いのかもしれませんね)
昨年もちょこちょこ探索に行きましたが、いろんな情報を集めて思ったこととして
意外と広範囲に細々と生息はしているのかなぁと。(ある程度経験を積んだり情報を集めたら、いそうな場所というのは意外と多いです)
ただし見つけることができるかは偶発的というか、例えば最も有名な桧枝岐の林道のように、行ったらかなりの確率で発見できる!という場所はそんなにない
という印象です。
100%近い確率で見つけることができるというより、多くの場所では偶発的に発見できるというか。
生息している場所を、それこそ一週間くらい探索できるなら数匹見つけることはできる、という場所は結構ありそうです。
7月下旬 高尾山19:00~21:00頃の観察 天気:晴れ 推定気温26~7度前後?
発見数:スジクワガタ♂1、ネブトクワガタ♂1
暑い盛りに。
ふと都内住みなので高尾山が比較的に近いのですが
高尾山でアカアシクワガタやミヤマクワガタの記録がある!ということで(特にミヤマクワガタで有名なようです)
何回か登ったことはありますが、クワガタ観察目的としては初高尾山へ。
高尾山では、灯りにきたのを見つけるのが主なようですが、先日子どもと登って目星をつけた木もいくつかありました。
ネットの記事で予習した通り、他にもかなりクワガタ目的の方がいるようです。
ビアガーデンがやっている期間は、ケーブルカーが下り最終が21:15までやっているということで
まずはケーブルカーに乗って上まで。
そこから何処に行けば良いのか不明でしたが、クワガタの気配はあまりないものの外灯がぽつぽつあり
その下にはカミキリムシなど甲虫も。
初夜高尾なのでどうするか少し迷いましたが、前にいた若そうな2人組にくっついて山頂まで行くことに。
(その2人組がいなかったら多分怖くて行かなかったと思います)
山頂ではライトトラップをしているグループもありましたが、成果はなし。ミヤマはもう少し早い時期が良いのでしょうか?
目星をつけていた木にはクワガタの影なし。
途中の道でスジクワガタのオスを発見したり
*スジクワガタは個人的にはよく山道で落ちているのを発見するクワガタです。樹液にいるのより山道に落ちている確率が高いような*
帰りの外灯でネブトクワガタのオスを発見しました。
モミの木の樹液などにくるようですが、灯火にもくるんですね。初めて見ました。
ビークワ(クワガタ好きのためのマニアックな雑誌)51号によると、発生初期に灯火に集まりやすいという情報がありました。
確かに、近くにはモミの木がたくさん生えていた気がします。
何だかオオクワガタの小歯形をさらにちっちゃくしたような感じです。3cm近くあった気がするのでネブトクワガタにしては大きい方かも?
そして帰宅。
クワガタを2匹見れて結構満足!(観察のみ)
ミヤマクワガタを発見している方もいました。
灯台下暗しというか、比較的近場にこんなクワガタ観察スポットがあったとは!
たまに観察に行くと、楽しいかもしれませんね。
念のため熊鈴を持っていきましたが、夜でも人も結構いて、野生動物の危険の気配は薄い感じでした。
夜景↓
2021年
8月上旬 10:30~16:00の観察 関東地方某所 標高1000~1500m程 天気:晴れ~くもり 推定気温25~22度程
ヒメオオ♀1 アカアシ♀轢き死体2
ラッキーヒット―!!初めて道を歩いているヒメオオを見ました。
環境はめちゃくちゃ良かったですが、木にクワガタの影はなく・・・
もう2~4週間後の最盛期に行けば、木につくクワガタも見ることができるでしょうか(?)
夏のブナ林にいる、綺麗なちょうちょアサギマダラも観察できました。
しかし、時間と費用(+危険生物や事故のリスク)をかけて、大自然の中にいる小さなクワガタ1匹探すのに一喜一憂するとは物好きですよね。ブナ林を探索するのは平地よりだいぶ涼しく、気持ち良いですが。
2020年
2020 9月中旬8:00~14:00の観察 標高1000~1400m程
天気:くもり~晴れ 気温12~18℃くらい。
ヒメオオクワガタ♂2♀2、アカアシクワガタ10匹くらい
今回は福島県へ遠征。
久しぶりのヒット~~~!ヒメオオクワガタを見たのは何年ぶりでしょう?
好きなアカアシクワガタも観察できて最高でした♪
このヒメオオクワガタ、ガチで探していたわけではないにしろ、今まで何度となく坊主(発見0)をくらった私なのであまり説得力はないですが、いる!という場所に行って100%観察できるかというとそんなに甘くないと思います。多分。
いる!という場所でもいる木とか、場所がピンポイントだったり、天気など気候条件にもよったりするので。
2020 8月下旬 9:30~16:00頃の観察
天気:晴れ 気温23~28℃くらい? 標高1000~1300m程
今回はまたヒメオオクワを探しに遠征して某所を探索。東京は最高気温36℃とかで猛暑でしたが、標高高くても暑い!そのせいなのか?5~6時間とかなり探しましたが、クワガタはスジクワガタを見つけたのみ。
食痕もありますし、環境的にも完全にいる場所ですが、ヒメオオクワって本当、そう簡単に見つかりませんね。ヒメオオクワガタより発見しやすいはずのアカアシクワガタもいなかったわけですが。でもブナなどの林道を歩くのは気持ちが良いです。熊は怖いですが。
2020 8月上旬 夜19:00~21時頃の観察
天気:晴れ 気温25℃くらい
奥多摩にて
人生初の自家製灯火採集!
灯火採集といっても、本格的な用具ではなく、明るいランタンと白い幕を組み合わせたもの。
生息していることは確かな場所でしたが、あんまり来る気配はなく撤収。
それなりに、蛾とかよくわからない甲虫とかは少しはきたので、運が良ければきそうな感じは少しだけしました。でも、薄そうな感じでもありました。
2020 8月上旬 9:00~15:00の観察
山梨県 天気:晴れ 気温22~25℃くらい
今年初の遠征!
10:00頃、標高1600m近い地点でミヤマクワガタを見つけただけですが
やはり林道で見つけるのは面白いです。
2019年
2019 8/25(日)10:00頃の観察
奥多摩周辺 天気:晴れ 気温28℃くらい?
今回はクワガタ探しに行ったわけではありませんが
トイレの前でコクワガタのメスと
駅のホームでミヤマクワガタのメスの死骸を発見。
東京でも奥多摩周辺までくると、ミヤマクワガタがいますね。
2019 8/21(水)10:30~13:30
標高1000~1500m 20℃くらい?檜原村周辺 天気:くもり+小雨
前回、久しぶりに山道でクワガタを発見できたので
調子にのってヒメオオクワガタなどを狙って山へ。
事前情報では山頂まで1時間くらいで行けるかなーとたかをくくっていたら
思った以上に険しく、1時間30くらいかかり山頂へ。
そのあたりが生息地と思われましたが、霧がかかったり視界も悪く
サッサと帰ってきました。
記録もある場所なのでいるのは確実ですが、ヤナギ類の木もなく
探索をするのは根気と時間が必要そうです。
平地の林だったりすると、いるポイントの木というのは結構決まっていて簡単なのですが、山だと木は死ぬ程あっても、どこがポイントかサッパリわからないというのが1つ難しいところです。たぶん、いる木を見つければ山でも毎年ある程度高確率でその木にいる可能性は高いと思うのですが。平日ということもあり、登山者は私の他には1家族と、他数人とすれ違っただけでした。
2019 8/12(月)10:00頃の観察
標高1200m前後 24℃くらい?山中湖周辺 天気:くもり
山中湖に旅行に行き
アカアシクワガタとヒメオオクワを目当てに往復3時間程探し
クワガタ発見!
最初はコクワかと思いましたが、後で写真を見てみると
これはスジクワガタぽいですね。
山道で発見できると嬉しさ倍増!
近場の知っているポイントなら、ほぼ100%発見できますが
知らない場所で見つけることができると、感動します。
例によって、1つの木に5匹いて、樹種は調べると
ダンコウバイな気がします。この樹はあんまり生えてなかったです。
直径15cmもない太くもない木で、樹液が出ているというわけでもなく。
この特定の樹に集まるのはなんでなんでしょうね~
樹を齧って樹液を出しているような感じでした。
ヒメオオクワガタやアカアシクワガタも、数は多くはないでしょうが
たぶんいるはいるのではないでしょうか。
ただ、ポイントを知らないと
行けばほぼ100%発見できる!とはならないでしょうね~
採集はしないのでヒメオオクワポイント誰か教えてくれないかなー。
もしくは連れて行ってくれたり…しないか。
熊の痕跡はあまり感じない場所で、安心できました。